「あじさい」のこだわり

3日もかけて作る、ラスクです。

「思ったより歯ごたえがある」。そんな感想をよくお聞きするのが、この“あじさい”です。

パウンドケーキをしっかりと焼きしめた後、およそ1日かけてさらに乾燥。完成まで都合3日もかかりますが、ザクッ！という心地よい歯ごたえは、こうした手間と時間のたまものです。

クッキーと言うより、ラスクに近いと言えるでしょうか。

アーモンドが、花になります。

生地はバターと砂糖と卵を使った、ふつうならケーキにできる上質なもの。その生地の上に、練乳のソースといっしょにアーモンドを塗り込みました。

「アーモンドが偏らないように、常に注意しています。食感が変わってしまいますから」とは担当の職人の言葉。“あじさい”の名前も、そのアーモンドの散り具合から名付けられました。

食べ飽きない、ずっとおいしい。

「甘すぎない上品な味」というフレーズは、この“あじさい”のためにあるようなもの。「食べ飽きない、ずっと食べていられる」というお声も、よくいただきます。

ラスクと言っても堅焼き煎餅ほどの固さはないので、手で小さく小割にすれば、お召し上がりやすいと思います。